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第16話: ささげを作らない掟


 
 
上磯部の城条家は相模川の流れがぶつかる崖の上にあります。
むかしはお城になっていたと伝えられています。 川の水が氾濫する度に崖は侵食されて、今はその跡の一部が残っているだけのようです。
  この城条家には、今でも大角豆(ささげ)を作らないという家の掟があるそうです。
  その由来を尋ねますと、むかし海老名の有鹿神社の神霊が、蛇になって流れをさかのぼって来た時、ちょうどそこに作られていた大角豆のさやで目をついてしまい、大怪我をしてしまったからだというのです。
  もう一つ、悲しいお話が伝えられています。
田名の向こう岸の愛甲郡小沢の城主、小沢太郎に娘が一人おりました。 年頃になりましたので、この上磯部の城条氏が仲人役となって、有賀郷の郷士のところに嫁入りすることに話が決まりました。 しかしそのとき娘には心を寄せていた恋人がおりました。 恋人は身分が低く、当時としてはとうてい叶う恋ではありませんでした。 娘は悲しみました。
そしてとうとう川に身を投げてしまいました。   娘の体は蛇に変身して川をさまよううちに、誤ってそこで作られていた大角豆のさやで目を突いてしまったというのです。
  このようなことがあって以来、二度と悲しいことが起きないよう、ささげを育てるのをやめてしまったということです。

   
座間美都治
相模原民話伝説集より