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第29話: めかけ石


 田名八幡宮社殿の裏手に、奇妙な石が三個立っています。「ばんばあ石」と、「じんじい石」と、「めかけ石」と言います。
  昔、この地に信仰心の厚い男が住んでいて、ある夜、神様が夢の中で言いました。 「わたしは相模川の一番深いところにいる。わたしの体は石であるが、わたしの夫の石は江ノ島にある。夫を慕って上流からここまで来たのだが、流れが浅くてここから先に行くことが出来ない。それでわたしを八幡宮まで連れて行ってもらいたい」
  さっそく相模川に行って川底を探してみると、老婆らしい格好の石が見つかり、現在の場所に安置されたのが「ばんばあ石」です。
 日照りのときに、この石に雨乞いをして、川にもどすと雨が降ったそうです。
ところで、いったいいつの頃から夫である
「じんじい石」が、江ノ島からこの地に迎えられたか、定かでないのです。雨乞いのときに「ばんばあ石」が川に入っている間、じんじい石がさみしかろうと、誰かが置いた石がそのまま「めかけ石」になったそうです。
 「じんじい石」と「めかけ石」が仲良くするので、「ばんばあ石」がやきもちを焼いて流す涙が雨になるのだとも言われていますが、どんなもんでしょう。の藪の中に、今でもあるそうです。

座間美都治
相模原民話伝説集より